7.6.12

Made in Japan

これから述べることはあくまでぼく個人の意見なのでテキトーに読んで下さい。
またこれはプロダクトデザインに関してだけなので、ほかの分野は知らないです。


『デザインにおいて日本の伝統的芸術(美術)を失ってきたことは、はたして良いことであったのだろうか?それとも悔やむべきことなのだろうか?』


今ちょうど、授業で自国のデザイン文化をリサーチしている。
これから述べることが果たして正しいかどうわからない。
もちろん本やネットなどで調べたことだからほぼ正しいだろう。

日本のデザインで思いつく言葉はなんだろうか?
ぼくは、シンプルや実用性、機能性とかいうすこし堅い言葉が浮かんでくる。

では、一方で昔のデザインはどうだろうか?
デザインというかクラフトに近いけど、すごく装飾的で、きらびや。ゴージャスな感じ。
緻密な絵付けなんて、他の国の人にはまねできないような感じだ。

これらのことから、今と昔を比べるとデザインがだいぶ変わった。

それにはいくつか理由がある。

1つ目は、海外のデザインを取り入れたこと。
一度、日本のクラフトは、海外で高い評価を受けた。しかし、その後外国人はそれに飽き、相手にされなくなった。
日本は世界でも売れるモノを制作するため、その時代に海外へたくさんの留学生を送り、海外のデザインを学ばせる。
中でも、ドイツのバウハウスのモダンデザインの影響は大きく、今の日本のデザインの基盤であるといっても過言ではない。

2つ目は戦争。
戦争時に使える素材が限られ、それまでよりも制限されたなかでデザインをしなければならなかった。
しかし、その当時のデザイナーはそれこそがモダンデザインの理念に合うとして、シンプルで実用的なモノ作りを目指した。
アメリカに戦争に負け、占領下に置かれた日本は、占領軍用の住宅や家具などを作らされた。それは、アメリカの水準を目標とさせられ、進んだアメリカの技術など取り入れる結果となった。

もちろんこれらの事柄の他にも理由はあるけど、全てのことに海外が絡んでいることがわかった。

ということから、日本は昔の伝統的な芸術は失ってしまったものの、世界で活躍する国?なんて言っていいかわかんないや、まーそういう国になりえたわけです。
また、デザインが、日本が世界で活躍する国になったといえる。


今ぼくはイギリスにいるわけで、イギリスは昔からずっと先進国でどの国の占領下に置かれたわけでもない。でも、技術は発展してるし、不自由ない国。と同時に、文化・伝統も守ってきた国。だから、ぼくは今ここでその共存の仕方を学びに来てるのかなっていう後付けで終わります。




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